金銭出納帳は、現金の入金と出金、及び現金残高を記録する帳簿です。
現金の管理は、最も大切な経理処理です。簡単なようで、一週間、一ヶ月、と処理がたまっていくと、何に使ったか訳がわからなくなるのが現金管理です。
すると、手許には一切お金が残っていないのに、帳簿上は数十万円も残高がある!なんて事になってしまいます。
<現金の管理が大切な理由>
・事業のお金と個人のお金の区別を明確にする。
・実際の現金残と帳簿の残高を一致させる事で、帳簿記録のモレをチェックする。
<現金管理のポイント>
・なるべく現金の出入りを少なくする。複数の支払や仮払金は、明細書を作成し一定間隔で精算する(記録のない経費は支払わない)。
・日々の諸経費は、小口現金管理(インプレストシステム)を行なう。
・現金で支払う場合でも、支払額のちょうどの金額を引き出して、預金通帳に記録が残るようにします。
■手書の出納帳
■Excelの集計表
出納帳は、表計算にとって一番得意な分野です。
しかし、過去データの修正や月々のリスト印刷の記録など運用面での工夫が必要です。
■かんたんパソコン事務
従来の会計ソフトとは違い、請求処理、支払処理など実際の経理事務の合理化を目指したユニークなソフトです。
詳細は、『おすすめ会計ソフト』を参照してください。
入金データ登録パネル |
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出金データ登録パネル |
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■弥生会計
一般的な、金銭出納帳のフォームに入力していくPCソフトです。
パターン化した取引をバインダ、パレットに登録して簡単に入力ができます。
■clearworks(かんたん日報)
経費精算などパターン化された取引の共通の登録機能の他に、営業担当や社長など個人別(ID)にパターンを登録できるので、自分だけの簡単入力システムが出来ます。
また、登録された精算内容について承認されたものだけが、会計に連動されますので稟議の業務フローが構築できます。
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