■『すぱっと精算!』for 弥生会計
http://ekiworld.net/spt/ |
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乗り継ぎ案内ソフトの「駅すぱあと」の旅費精算に関するアドオンソフトです。旅費精算書の入力と印刷、弥生会計用データを書出ができます。
地下鉄、JR、バスなどを乗り継いで出張をしたばあいなど、料金の精算に困る事が多いので、使ってみたいソフトです。
今まで出金伝票で精算をしている会社でも、一定の金額を超えた旅費精算にはこういった精算書を添付するなどのルールを作ると、経費管理ができていいでしょう。
しかし、現時点では発売されていないので個人別のデータ集計とか管理表などの管理機能としての使い勝手は不明です。
旅費精算が必要なのは、法人がメインとなると思いますのでそういった機能が望まれますね。(2002/12/6 発売予定)
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■かんたんパソコン事務
http://www.unithink.co.jp/products/pcj/index.html |
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従来の財務会計・販売・仕入という分類でなく、実際の経理事務のフローを合理化するというありそうでなかったコンセプトの商品です。
『販売』、『支払』、『出納』という切り口で、実際の業務の流れに沿った事務処理を進めるという、まさにパソコン事務です。
業務を行っていると、請求処理の次に大変なのが『支払業務』です。一口に支払といっても、商品・材料の仕入、経費の支払など様々です。
従来の財務会計や仕入による未払金・買掛金の管理機能を利用して、今月末にどれだけの支払を行わないといけないかという期日管理も出来なくはありませんが、決して簡単ではありません。
支払管理というと、大規模なERPパッケージやカスタマイズされたシステムには良くあるのですが、PCソフトでは珍しいソフトです。
但し、支払先の登録項目に振込先がないのはどうしてでしょうか?
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■やるぞ青色申告
http://www.jcnland.co.jp/01package/02gyomu/01aoiro/aoiro2002/aoiro_top.htm |
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青色申告というのは、複式簿記によって決算書を作成する会計部分と、確定申告書という税務書類を作成するという2つのパートに分かれます。
このソフトも、「仕訳ナビゲーション」などの簡単入力機能を使って仕訳を入力します。申告書を簡単に作成する機能がメインであるものの、会計ソフトとしての必要十分な機能は備えています。
そして、手形管理、経営分析や予算管理、などは出来ないものの、仕事と私用の経費按分が自動処理できる機能など、確定申告に特化した会計機能があって、一年間の資料を一気に整理して確定申告する方にはお勧めです。
但し、インストールすると個人用のファイルを作成するので、複数の申告書の管理は出来ません。
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■弥生会計・弥生販売・弥生給与
http://www.yayoi02.com/index.html |
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Windows 業務ソフトの定番です。他のメーカーからも同様なソフトが多数発売されていますが、日経BP社の読者アンケートで6年連続で賞を取っているのは、他にはありません。
毎年機能を拡充し、使いやすさも進化し続けています。今や、消費税申告書、固定資産管理(減価償却)、回収・支払予定管理、資金繰り、手形管理、借入金管理、預貯金管理、キャッシュフロー計算、など業務管理機能が充実しています。
販売・仕入、給与との連動も可能で、コストパフォーマンスは非常に高いソフトです。また、会計事務所のサポート体制も充実しているため選択して間違いは無いといえます。
個別のPCにインストールしてデータ運用を行うのが基本で(販売はLAN対応版があります)、データのディレクトリを環境データとして管理できないため、サーバーでデータ管理を行う時は注意が必要です。
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■WEB弥生会計
http://www.webyayoi.com |
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弥生会計がWEB版ASPとなって再登場します。8ヶ月にわたる実証実験を経て、java の作りこみよって、Windows
アプリケーションにも引けを取らないユーザビリティを実現しました。
弥生会計02のデータを直接取り込むことも出来、会計事務所との合理的な業務フローを実現する有力なツールです。2002年11月5日(平成14年)からにオープン予定。
弥生会計02のデータがインポート出来るのですが、マスター情報がインポートできないので、手入力で科目の設定を行わないといけないのは運用上面倒ですね。
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■clearworks - フルWEB ERP -
http://www.clearworks.co.jp/ |
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Linux + PHP + PostgreSQL というオープン・ソース・ソフトウェアで作られた、フルWEBのERPパッケージです。(販売、給与、会計が一体化されたソフトウェア)
CD版パッケージ、Linux サーバーのプレインストール版、ASPによるサービス提供も既に開始されています。(2002年10月時点)
ERPパッケージですので、販売や給与の情報は会計に直接連動します。データの修正は、販売や給与側で行えば会計にも反映されます。
会計のユニークな機能として、『簡単日報』があります。これは、IDをもった従業員が各自毎日の経費を精算する機能ですが、入力された項目を承認する機能があり、業務フローの構築ができます。
さらに、販売の部分は契約ソフトウェア開発業者にソースコードが公開されていて、各社の独自の販売システムをカスタマイズすることが可能です。
会計などで仕訳を連続して入力する場合はWindows に比べると使いにくいのは事実ですが、販売や給与などは問題ないでしょう。会計も、仕訳・マスター供にテキストデータのインポートができるので運用上の問題はないと思います。
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■MJS財務システム
http://www.mjs.co.jp/account/acelinkw/index.html |
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MJSはオフコン・メーカーでありながら、1990年の時点でDOS/V のPCによる運用が出来ました。そして、メーカー毎のMS-DOS
が必要な時代に、MJSは全てのメーカーのPCで運用ができました。
未だにLAN構成をPR しているシステムがありますが、今となってはWindows が当たり前で、Windows = Network
である点を考えれば、LAN は10年前から当然の機能だったのです。
また、IBM PC を普及させる要因となった、Lotus 1-2-3 用のテキスト・データ出力をいち早く実現するなど、オフコン中心の時代から先見の機能を提供してきています。
MJSは、オープンソースの立ち上がりと同時に、Linux Server によるシステムを構築し、昨年同じくオープンソースによるフルWEBのERPパッケージ『clearworks』を開発しました。
MJSの業務用システムは、プロ向けの先見の機能と、弥生会計・clearworks の会計データを取り込むなどの柔軟な運用環境が実現できます。 |